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褌の歴史と材質の変化

褌(ふんどし)の歴史

切手

褌の発祥の地は諸説あり、はっきりとした定説は見出されていません。有名な説としては南方伝来説と大陸伝来説があり、現在はこのふたつの説が主流となっています。

南方伝来説は、東南アジアや南米で日本の六尺ふんどしに酷似した下着があることが根拠として唱えられており、大陸伝来説は中国大陸の特鼻褌(とくびこん)という下着の存在が根拠となっています。
どちらが正しいのかは現時点でわかっていませんが、褌文化の復権を目指す人達によって研究が進められているため、いずれ明確な発祥が明らかになるかもしれません。

ちなみにふんどしという名称の語源は「踏通(ふみとおし)」「踏絆(ふもだし)」などこれも諸説ありますが、名称が確立したのが江戸時代だということは判っており、それまでは下帯と呼ばれていたようです。

褌は化学繊維が流通している今でこそ安価ですが、江戸時代以前は高価なものでした。
そのため褌を締められる者も限られており、合戦中などはふんどしの有無で戦死した武士の身分を見分けていたそうです。ふんどしを締めていれば身分が高い、締めていなければ身分の低い武士である、ということですね。

褌が一般に広く普及するようになったのは、江戸時代以降です。
それまでの大麻布製のふんどしに代わって安価な木綿製のふんどしが誕生したことで、身分の高い武士だけでなく一般の町民も締めるようになり、高級褌としては、絹やちりめんが用いられるようになったのです。
一口にふんどしと言っても、このように時代によって様々な移り変わりを見せています。



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